今日は子供が病院で検査をする日でした。
病院内のエレベーター前で待ってると、杖をついた紳士風のじいさんが後から来ました。
じいさんは、ちょっと英国紳士を気取ったような身なりで、大学生くらいの付き添いの若者が横にいました。
エレベーターの扉が開き乗ってた人が降りてる最中にじいさんがエレベーターに乗ろうとし始めました。
僕はじいさんや付き添いの若者の顔をチラ見しました。
じいさんは周りを見ていず、若者は周りを見て申し訳なさそうな表情をして、僕の家族などがエレベーター内に入り終わるまで「開く」ボタンを押してくれてました。
エレベーターから降りるときも、扉前に立ってた僕や子供を無視して、じいさんは一番に出ました。
「衣食足りて礼節を知る」なんて言葉がありますが、じいさんは紳士風の身なりをやめるべきだと僕は思いました。
子供の診察を待ってるときにパートナーにエレベーターのじいさんのことを言うと「いっぱいいっぱいなんだよ」とさらりと一言だけ言いました。
「それ、名言な(^^)」
車で道を走ってたり散歩してたりして思うのですが、高級車に乗ってる人って礼節を知ってると思うじゃないですか?
9割方だまされますけどね。
いくら身なりが良くても高級車に乗ってても、マナーが悪い人は、「いっぱいいっぱいなんだ」ということで。
*「いっぱいいっぱい」という言葉を調べると、少しの余裕もないさま、特に金銭の支払いなどで最大限に達してるさま、とのこと。
服や車を買ってお金の余裕がないと、実は「衣食に精一杯で礼節知らず」かも(^^)