早期退職と寄付

市町村が毎月又は2ヵ月に1回くらい発行してる広報誌を隅々まで見てると、寄付などをした人の名前や会社などの名称が載ってたりすると思います。

僕が住む市の広報誌には、《ご寄付・ごき寄贈ありがとうございました》という欄があり、どこぞのお金持ちの個人名や儲かってる企業名が毎回いくつか記載されてます。

なけなしのお金を寄付する人も、儲かってもいないのに寄付する会社もないだろうという僕の先入観で、たぶんお金持ち、たぶん儲かってる企業なんだと思って見てますが。

いくら寄付したら広報誌に載るのかは知りません。

さて、かなり前の話ですが、市とかじゃないところに僕もちょっぴり寄付をしたことがあります。

もちろん、寄付した金額も微々たるものですので、人に言えるものじゃないです。

確か、国内の災害関係への寄付でした。

その寄付は、クレジットカードのポイントでしました。

当時、普段使いしてたクレジットカードのポイントが気づいたときには結構貯まってたので、カード会社のサイト上の選択肢で寄付を選んでポイント消化したというだけ。

1ポイントが1円の寄付になったと記憶してます。

寄付して言うのもなんですが、史上最強にやりがいのない寄付のシステムでした。

早期退職して金銭的に余裕無く節約ばかりしてるのに、なぜ貴重なポイントを他で使えるポイントに交換せずに寄付を選択したんだろうと自分に呆(あき)れたものでした。

「やりがいのない」と思った理由は、市の広報誌のように名前が出ないから?

赤い羽根とかみたいに、寄付したらもらえる物がないから?

お金持ちのように余裕があるわけではないのに寄付したから?

駅前やスーパー前での募金で言われる「ありがとう」のひと言が欲しかったから?

暇なので、いろいろ内省(ないせい)しました。

バカな僕の場合、それら全部と言えば全部なんですが、スーパーのサッカー台の上や飲食店のレジ横などにある寄付の箱にお金を入れるのとも違う虚(むな)しさがネット上の寄付のシステムにはありました。

*サッカー台のサッカーとは袋詰めする人という意味らしいです。

先ず、ネット通販の支払いと同じで、実物のお金を手でさわった後に相手に渡すか寄付や募金の箱に入れるかではなく、パソコンのクリックやスマホのタップという行為自体がお金を手放す行為にしては軽すぎること。

*ネット通販は購入物が送られてくるので結果的として虚しさはありません。

クリックやタップで画面が変わり、「ポイントが〇〇ポイント寄付されました」という画面で寄付行為が終わるという、寄付後の静寂(せいじゃく)が虚しすぎたこと。

例えるなら、ネット通販で購入後に間違った物を買ったと気づいたけど、なぜか「まぁいいか」的に意気消沈するだけで、購入物が届いても大して嬉しくないので箱のまま放置、みたいな。

すいません、上手く表現できません(ToT)

というわけで、寄付をする行為は、お金に余裕があるというだけじゃなく、気持ちにとても余裕があるか、そこに気持ちを一切入れないでできる人や事務的に会社がするものかもしれないと思いました。

僕みたいな人間が次にお金を寄付することがあったら、寄付する行為が楽しいと思えるようなお金持ちになったときでしょう。

趣味で書いてる電子書籍の小説がバカ売れしたら可能かも(^^)